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8月29日、衆議院会館国際会議場で開催された「スポーツレガシーの在り方に関する検討プロジェクトチーム」の会議に参加してまいりました。

レガシー【legacy】とは?
一般的には1 遺産。先人の遺物。2 時代遅れのものと訳されていますが、私たちが今考えているのは「来年の東京オリンピック・パラリンピックを次にどの様な形で活かしていくのか」ということなのです。

東京オリンピック・パラリンピックが開催まで1年を切りました。
世界的なビックイベントが、ただの一発の打ち上げ花火で終わってしまうのは勿体ないと思いませんか。
巨額の税金を投入し、後に残ったのは箱もの(建物)だけ。
その様な光景は先のオリパラ開催地であったリオデジャネイロでも見られているのです。

この世界的なビックイベントは単なるスポーツ大会ではありません。
日本の文化を世界に発信する機会でもあり、産業界にとってはビックチャンス。
東京では英語を学ぶ人も急増し、真のユニバーサル社会を目指し施設整備も加速しています。

開催地でない我々には関係ない。
そう思ってしまえばそれで終わりです。
しかし、「このビックイベントを活用し、自分もスポーツを始めてみよう」と思っていただければ、個人の健康にも生活習慣病予防にも役立ちます。
「自分の学校・企業でもユニバーサル社会とは何か考えてみよう」と思っていただければ、障がいへの理解が進み差別偏見が無くなっていく切っ掛けにもなるのです。
その動機付けを政策でどの様に後押しできるのか、それが大きな課題です。

今日は日本オリンピック委員会・日本スポーツ協会・日本障がい者スポーツ協会の3つの団体からヒアリングをいたしました。
また、「アドバイザリーボード」が設置され、有識者の皆さまからもご意見いただくことになっております。

私もこれまで障がい者スポーツ施策に力を入れてまいりました。
その意見がどの様に反映されていくのか、これからもしっかりと見届けてまいりたいと思います!

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