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11月9日、長崎で開催された第17回全国遺伝子医療部門連絡会議で講演致しました。
演題は「ゲノム医療の推進に関する法案」
在任中、まとめてきた議員連盟の仕事を総括し、今後の議員立法成立の展望についてもお話させて頂きました。

参議院としての6年間の内、後半の4年は「ゲノム医療」に力を入れて政策を前進させて参りました。
これから「ゲノムを制すものは医療を制す」と言われる中、日本のゲノム医療は他の先進国と比較して3周遅れ。
法整備も後手後手にまわっております。

がん、難病の診断や治療というだけではなく、疾患の罹りやすさもゲノム検査で分かる時代、日本でも追い続け追い越せと
今になってやっとその重要性が認識され初めました。
しかし、その専門人材も不足し、ゲノム情報によって起こってくる社会的な課題については全く手付かずのまま。

諸外国では、ゲノム医療を推進するためにも、まず遺伝情報を用いた差別を禁止する法律が成立し、そこから医療を充実させるプロセスを踏みます。
日本では研究を推進しても、そこにいる「人間」は置いてきぼりなのです。

医療推進と社会的環境整備は車の両輪。
これからも議員連盟の事務局サポーターとして各党各会派の先生がたの調整を丁寧に行い、1日も早くゲノム医療推進基本法の成立を果たして参りたいと思います❗

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