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11月10日中電ホールで開催された「アルコール関連問題を考える」パネルディスカッションを拝聴しに参りました。
11月10日~16日はアルコール関連問題啓発週間です。
毎年、愛知県でもアルコール健康障害関連対策事業として講座を開催しておりますが、当事者やご家族の声にはいつも心動かされるものがございます。
なぜもっと早く断酒会とつながらなかったのか、依存症という病気だと認識してもらえなかったのか、広報活動が不足しているのか。
しかし、私も産業医としてアルコール依存の社員に依存症という病気なのだと認めさせる事の難しさは痛感致しております。

刈谷病院では菅沼先生を中心に外来でSBIRTS(アルコール問題がある人の簡易介入方法)の実践が進められ成果をあげております。
一人でも多くの当事者の皆様が気付き自助グループに繋がって下さることを祈っております。

今日は短い時間でしたが有意義な学びを頂きました。
アルコール、薬物、ギャンブルに加え、最近ではゲーム、買い物、万引き等様々な依存症の実態が明らかになって参りました。
これからも眼を離す事なく依存症という病と向き合って参りたいと思います。

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